長風呂をやめて快眠、目覚めすっきり
唯一のリラックスタイム 半身浴
モデルや女優は半身浴をしているというので、寝かしつけが終わったらたっぷり一時間半身浴をするのが唯一といっていいほどのリラックスライムでした。
日中は手に取ることもできない小説や漫画を、ゆっくり読めて日常から離れられる時間はとても貴重。子どもたちが体調不良でないときや、家事を諦めていない日(洗濯物を畳む畳まない戦争(私VS私)に敗北した日)はもれなく半身浴読書に励んでいました。
半身浴との出会い
初めて半身浴を知ったのは中学生くらいだったか。そう、私が体重MAX、黒縁眼鏡、おかっぱスタイルで自称大木凡人の姪として暮らしていたあの頃。周囲に恵まれていじめられることもなく、馬鹿にされることもなく、明るく太っていた私も、やっと自分の容姿に興味を持ちはじめ、きらめく雑誌マイバースデーだかプチなんやらで得た半身浴なるものに挑戦しました。
半身浴でなくただの長風呂
雑誌と漫画を持ち込んで、肩にタオルなんかかけちゃって、いつもは家族と41度に設定している湯温も言われた通りにちょっとぬるめの38度。準備もやる気も満々でみぞおちまで湯につかる。体の芯から温まって、汗が噴き出てくる、はずなのに。
寒くない?
堪え性もなく美意識も低い私はもう驚く速さで全身浴。
半身浴にはもっと正しい知識が必要だったんですね。それからというもの、発汗のためとリラックスのための入浴は常に全身浴。そう、もうそれはただの長風呂。
お風呂からあがるとふらふらするし、寝つきも悪いし、なんか疲れる。
でも唯一のリラックス法と狂信して、しっかり汗も出てすっきりするし、とやめることなど全く考えていませんでした。
中医学の知識から「消耗しない入浴」へ
そんなときに、Xで目に飛び込んできた衝撃の文言。
「発汗は基本消耗です」
みなさん、櫻井大典さんのご著書はすでにお読みになって?
私は、漫画で読める中医学の知識にはまり、櫻井大典さんのXをすぐさまフォロー!
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そして中医学の「汗血同源」と発汗過多が気血の消耗につながるという考え方を知りました。
正直、血虚とか気虚とか、自分のタイプは心の底から知りたいけれどいつもよくわからない。
でもよくわからないからこそ、疲れているときの長風呂は控えたほうがよいかもというアドバイスをすぐに聞いてみました。考えは浅いけれど、人から言われたことはすぐやってみるし、勧められたものはすぐ見聞きするところが私のいいところなんです。ここは太字にしてもよかったですね。
長風呂をやめて快眠、目覚めも改善
赤子ワンオペ時代、風呂に一人で入ってみたい。一分でもいいから。が私の夢でしたが、実現できるようになった今、ゆっくり湯船で読書をする贅沢を手放すことは本当に惜しまれましたし、数分の入浴でも本がないと手持無沙汰ではありましたが、言われたことはすぐやるところが…あ、さっきもいいましたよね。しつこくなるところでした。言われたことはすぐやるところがいいところなので(あ、結局もう一度言いました)、サクッと入浴を済ませて終了。
例のふらふらもないし、疲れもない。これなら洗濯物も今からでも干せそう。風呂から上がり、服を着る体力もなく全裸で寝転がりスマホを眺めていた自分とは大違いです!
さらに、布団に入ってなかなか寝付けずにいたのが、ほどよい疲労感ですぅっと入眠。そしてすっきりした目覚め!
私は思い込みが激しく、いいことだと聞いたことをすると必ず効果が出てしまうので、数日は様子をみましたが、やはり間違いなく夜も朝も体の調子がよくなりました。
温度、時間、入浴剤…ベスト入浴法を見つけたい
人によって、体調によって、季節によって、など条件によってベストは入浴法を見つけられたらな、と思いつつ、当分はこの調子でサクッと入浴を続けてみたいと思います。
入浴剤や温度など、研究は続きます。
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